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有限会社 みつば造園

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控え壁の必要性

控え壁(ひかえかべ)またはバットレス (Buttress) は、建築構造の一つであり、建物本体を構成する主壁に対して直角方向に突き出した補助的な壁を作ることで、適切な支柱を持たない屋根の重量によって主壁に生じる横荷重を受け止めて、主壁を支持・補強する役割を果たします。

ブロック塀の控え壁(補強壁)を設置するメリットは以下の通りです。

  1. 構造の強化:控え壁を設置することで、ブロック塀が地震や強風などの外力に対して強くなります。控え壁は、塀が倒れるリスクを低減し、構造の安定性を向上させます。
  1. 安全性の向上:特に地震の多い地域では、ブロック塀が倒れて人に危害を与える可能性があります。控え壁を設置することで、塀の倒壊を防ぎ、通行人や周囲の建物への被害を抑えることができます。
  1. 長寿命化:控え壁があるとブロック塀の荷重が均等に分散されるため、ひび割れや傾斜が生じにくくなります。これにより、塀の耐久性が向上し、メンテナンスや修繕の頻度が減少します。
  1. 法律や規制への対応:日本では建築基準法に基づき、一定の高さを超えるブロック塀には控え壁を設置することが義務づけられている場合があります。控え壁を設置することで、法的な基準を満たし、違反を回避できます。

日本建築学会の基準では、塀の高さが1.2mを超える場合は、長さ3.4m以内ごとに控え壁を設置することが定められています。

  1. 景観の向上:デザイン性のある控え壁を設置することで、塀の見た目を改善し、住宅や施設全体の景観にも良い影響を与える場合があります。
  2.  

以上のように、控え壁を設置することはブロック塀の耐久性と安全性の向上に寄与し、安心して使用できる環境を提供します。

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