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有限会社 みつば造園

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建築前に知っておきたい!外構でトラブルになりやすい境界・高さ・法規制

建築前に知っておきたい!外構でトラブルになりやすい境界・高さ・法規制

家づくりの打ち合わせが進む中で、意外と見落とされがちなのが「外構の法規制」や「境界トラブル」。
実は建築前にこれを把握しておかないと、後から**「塀が越境していた」「水が隣地に流れた」**などの問題が発生することもあります。
ここでは、新築前にぜひ知っておきたい外構のポイントを解説します。


■ 1. 境界の確定は最優先!

まず最初に行うべきは**「境界の明確化」**です。
敷地と隣地の境を示す“境界杭”がすでにある場合もありますが、古い土地では位置が曖昧なことも。
境界線が不明確なままブロック塀やフェンスを設置すると、越境トラブルの原因になります。

トラブル防止のためには、土地家屋調査士に境界確認を依頼するのが安心です。
また、隣地との話し合いを丁寧に行うことで、後の関係もスムーズになります。


■ 2. 塀やフェンスの高さ制限に注意

地域によっては「高さ制限」「建ぺい率」「道路斜線制限」などが細かく定められています。
特に塀・フェンスは高さが1.2mを超えると工作物扱いとなり、構造計算が必要になることもあります。

また、隣地境界に設ける場合は「どちら側の所有物か」を明確にし、基礎部分を越境させないことが重要です。


■ 3. 雨水や排水の流れも要チェック

外構でよくあるトラブルの一つが、雨水が隣地に流れる問題です。
建物の配置や土間コンクリートの勾配によっては、雨が自然に隣の敷地へ流れてしまうことがあります。
勾配は必ず「自分の敷地内で排水できるように設計」し、排水桝や暗渠管を設置することで防げます。


■ 4. 隣地・道路との高低差処理

造成地や傾斜地では、敷地と道路・隣地との高低差が大きいこともあります。
土留めブロックや擁壁の設置が必要な場合、**高さ2mを超えると「建築基準法上の擁壁」**として申請が必要になります。
これを知らずにDIYで施工してしまうと、思わぬ指導を受けることもあります。


■ 5. 建築前に“外構プランナー”と相談するのがベスト

建築図面が完成してから外構を考えると、境界・高さ・水勾配などの修正が難しくなります。
できれば建築設計と同時に外構プランナーへ相談するのがおすすめです。
みつば造園では、建物とのバランスを見ながら境界・高さ・排水までトータルに設計いたします。


■ まとめ

境界・高さ・法規制は、トラブルを防ぐための「基礎の基礎」。
建築前に知っておくだけで、余計な出費や近隣トラブルを回避できます。 安心して新生活をスタートするために、早めの外構相談をおすすめします。

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